グループ長 | 野月千春 (JCHO東京新宿メディカルセンター) |
メンバー |
本庄恵子 (日本赤十字看護大学) 末永真由美 (順天堂大学) 本舘教子・近藤仁美 (聖マリアンナ医科大学病院) 酒井礼子・大内理恵 (JCHO東京新宿メディカルセンター) |
患者のセルフケア能力を評価する質問紙SCAQ(Self-Care Agency Questionnaire)を使用した看護実践を行い、SCAQの数値に変化を及ぼしたと考えられる看護介入を明らかしながら、患者のセルフケア能力を高める援助について検討することを目的とする。
計画 | 報告 | |
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平成26年度 |
1. 「セルフケア能力を高める支援に関するQ&A」を洗練させ学会HPにアップする。
2. 第13回学術集会交流会で活動内容について発表する。
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平成26年4月19日、セルフケア能力評価グループ会議を行い、第13回学術集会の交流集会の内容と進行について協議した。「セルフケア能力を高める支援に関するQ&A」の内容について検討した。
第13回学術集会の交流集会で「セルフケア能力を高める支援における看護の技の検討 ―実践例や視聴覚教材を通して-」をテーマに参加者と意見交換を行った。「セルフケア能力を高める支援に関するQ&A」を改訂し小冊子とし、希望者に配布した。
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平成25年度 |
1.「セルフケア、セルフケア能力を高める看護支援のQ&A」を完成させる。 2.セルフケア能力を高める支援を広める(普及)ための活動を継続する。
1)SCAQを活用した事例検討 3.SCAQを活用し、セルフケア能力を高める支援を実践する看護師の育成方法の検討。 4.第12回学術集会交流会で活動内容について発表する。 |
1.SCAQを活用した看護実践に関する事例分析を行い「セルフケア能力を高める優れた看護実践」を検討した。 2.セルフケア能力を高める看護支援に関する看護師への教育・サポート方法を検討。今年度8月までに2回、出張講義を実施。今後も出張講義を希望する病院、研究グループ等に対し実施した。 3.第12回学術集会交流会で「セルフケア能力を高める支援」についての活動の成果について発表した。 4.「セルフケア、セルフケア能力を高める看護支援のQ&A」を作成した。 |
平成24年度 |
1.SCAQを活用した看護実践に関する事例分析を行い「セルフケア能力を高める優れた看護実践」を検討。 2.セルフケア能力を高める看護支援技術に関する教育方法を検討。 3.慢性病を持つ人のセルフケア能力を高める看護支援プログラムについて検討。 4.第11回学術集会キーセッションで活動内容について発表する。 |
年間5回ほど会議を開催し、「SCAQを活用したセフルケア能力を高める支援の普及(出張講義など)」「セルフケア能力を高める看護支援技術に関する教育方法に関する調査」「セルフケア・セルフケア能力、セルフケア能力を高める支援に関するQ&A」について検討した。 第12回日本看護技術学会学術集会では、交流集会で「セルフケア能力を高める看護~看護の技の新たな挑戦」として、今までの研究成果の報告とともに、グループディスカッションを行い参加者と交流を深めることができた。 |
平成23年度 |
1.SCAQを活用した看護実践に関する事例分析を行い「セルフケア能力を高める優れた看護実践」について検討。 2.セルフケア能力を高める看護支援技術に関する教育方法について共同研究を実施。 3.慢性病を持つ人のセルフケア能力を高める看護支援プログラムについて検討。 4.第10回学術集会キーセッションで「看護の技の新たな挑戦-セルフケア能力を高める技-」について発表する。 |
年間4回ほど会議を開催し、「SCAQを活用したセフルケア能力を高める支援の普及(出張講義など)」「セルフケア能力を高める看護支援技術に関する教育方法に関する調査」「学術集会での活動内容と成果の報告」について検討した。 第10回日本看護技術学会学術集会では、キーセッション「看護の技の新たな挑戦:セルフケア能力を高める技」で、これまでの活動内容と成果を報告した。 平成23年12月には、セルフケア能力を高める支援を普及するための出張講義を、神奈川県内の総合病院で実施した。 |
平成22年度 |
1.SCAQを使用した事例を分析し優れた看護実践について検討。 2.SCAQを使用するスタッフへの教育方法、SCAQの数値の管理及び患者へのフィードバックの方法について検討。 3.SCAQの使用を希望する施設への出張講義の実施。 4.第9回学術集会において交流セッションを企画し活動状況・成果を報告する。 |
平成22年3月23日、平成22年度の活動内容の検討、ナーシング・トゥ・ディ特集企画執筆について検討。
平成22年7月3日、ナーシング・トゥ・ディ9月号特集企画「SCAQを臨床で活用する意義と成果」と共同研究について(今後のスケジュールの確認、事例分析)の検討。
平成22年8月21日、熟練看護師のSCAQを使用した看護実践場面に同席したスタッフ5名の学びについて、インタビュー内容の分析、第9回学術集会において交流セッションを企画し活動状況・成果を報告した。
平成22年12月25日、研究活動の進捗状況、今後の活動の検討、第2回国際セルフケア学会の抄録内容と参加の検討、3月の出張講義の検討。
平成23年3月6日、出張講義予定(東京透析療法指導看護師の会)
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平成21年度 |
1.平成20年度に募った人たちから、軽症脳卒中患者を対象とする施設に限定して、1年にわたり、データの提供。 2.分析して、優れた看護実践について検討。 |
3月16日、5月9日、8月19日、11月17日と会議を開催し、SCAQ使用手順書の活用方法及びSCAQを使用した事例について検討を行った。また、SCAQを使用するスタッフの教育について検討した。 9月27日第8回学術集会交流セッションで患者のセルフケア能力を高める優れた看護実践やSCAQを導入した施設の取り組みについて報告し、参加者とディスカッションを行った。 |