日本看護技術学会

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温罨法班

班長 加藤木真史(神奈川県立保健福祉大学)
連絡先:katogi-pvh@kuhs.ac.jp
メンバー 飯澤 良祐(札幌医科大学)
泉谷 泰行(園田学園大学)
加藤 京里(静岡県立大学)
栗田 愛(人間環境大学)
酒井 礼子(慈誠会・光が丘病院)
菅原 啓太(三重県立看護大学)
田中 美智子(宮崎県立看護大学)
塚越 みどり(東海大学)
野末 明希(宮崎県立看護大学)
野月 千春(東京都看護協会)
菱沼 典子(聖路加国際大学名誉教授)
平澤 ちよみ(岩手県立中部病院)
丸山 朱美(北海道せき損センター)
南山 祥子(名寄市立大学)
矢野 理香(北海道大学)

活動目的

温罨法を看護技術として使うためのエビデンスの集積と、どのような健康課題に使えるか検討し、看護技術の発展と人々の健康の向上を目的とする。

ビニールに入れた熱布による温罨法(丸山式)

活動報告

1.便秘症状の緩和のための温罨法Q&A

腹部膨満感等の便秘症状がある方に温罨法を行う時の手引きです。温かくて気持ちが良くて、しかも便秘症状を和らげる温罨法を、エビデンスに基づいて是非臨床で活用してください。
便秘症状の緩和のための温罨法Q&Aはこちら


2.研究成果

1)温罨法のエビデンス
研究「腰部温罨法の実施間隔・期間の違いによる便秘症状への効果:3群ランダム化比較試験(代表:加藤木真史)」が本会2024年度研究助成に採択されました。腰部温罨法の実施間隔、実施期間の違いによる便秘症状への効果を明らかにすることを目的に研究に取り組んでいます。

2)排便状態のアセスメント
便秘から下痢までを含む排便困難を、客観的指標のみでアセスメントできるツールがないという課題に対し、2週間の排便記録からフローチャートで排便パターンを分類するアセスメント方法を開発し、臨床での有用性を検証しました。

[文献]
菱沼典子, 加藤木真史, 野月千春, 酒井礼子, 丸山朱美, 平澤ちよみ, 久賀久美子, 秋山雅代, 加藤京里, 縄秀志, 田中美智子, 矢野理香, 栗田愛, 塚越みどり. (2021). 「排便パターン分類フローチャート」の臨床での有用性. 日本看護技術学会誌, 20, 68–78. https://doi.org/10.18892/jsnas.20.0_68
加藤木真史, 細野恵子, 久賀久美子, 丸山朱美, 秋山雅代, 加藤京里, 吉良いずみ, 酒井礼子, 田中美智子, 塚越みどり, 縄秀志, 野月千春, 菱沼典子, 平澤ちよみ, 南山祥子, 矢野理香. (2020). フローチャートを用いた排便パターンの分類精度の評価―模擬排便記録を用いた調査から―. 日本看護技術学会誌, 19, 1–13. https://doi.org/10.18892/jsnas.19.0_1


3.交流セッション開催

温罨法や排便アセスメントなどをテーマに、学術集会で交流集会を開催しています。

学術集会
(開催場所)
開催日時 テーマ 開催報告
第22回
(札幌)
2024年10月 いま再び「温罨法」を考える 開催報告
第21回
(熊本)
2023年10月 (技術研究成果検討委員会企画)
看護技術の成果と診療報酬化について考える~技術研究成果検討委員会の班活動の成果をもとに~
第20回
(オンライン)
2022年11月 (技術研究成果検討委員会企画)
技術研究成果検討委員会の全国キャラバン研修会と班活動の報告
第19回
(愛知・ハイブリッド)
2021年10月 (技術研究成果検討委員会企画)
キャラバン隊って何なの??―技術研究成果検討委員会の班活動の紹介―
第16回
(東京)
2017年10月 使ってみませんか?排便パターン分類フローチャート-2週間のデータに基づき排便状況をアセスメントする-
第14回
(愛媛)
2015年10月 便秘症状の緩和のための温罨法Q&A-Ver.2作成への取り組み-
第13回
(京都)
2014年11月 便秘症状の緩和のための温罨法Q&A
第11回
(福岡)
2012年9月 どうしていますか?排便状況のアセスメント

4.全国キャラバン研修会開催

温罨法班は、排便ケア班とともに全国キャラバン研修会を開催しています。

開催回 開催日時 開催場所 テーマ 開催報告
第14回 2024年12月 人間環境大学
(愛知)
エビデンスに基づく排便援助の技 開催報告
第10回 2023年2月 オンライン エビデンスに基づく排泄援助の技 開催報告
第5回 2022年2月 オンライン エビデンスに基づく排泄援助の技 開催報告
第4回
Part3
2021年2月 オンライン エビデンスに基づく排泄援助の技
-温罨法・浣腸・摘便について学ぼう!-
開催報告
第2回 2020年1月 人間環境大学(愛知) エビデンスに基づく排泄援助の技 開催報告

以上