日本看護技術学会

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第8期理事長挨拶

 このたび、一般社団法人日本看護技術学会の第8期理事長を拝命いたしました。ご恩のある学会の運営の一端を担うこととなり、身が引き締まる思いです。
 私事ですが、設立以前から本会に関わらせていただきました。日常の看護技術(援助)をからだの仕組みから読み解こうとする試み、技術の成果を目に見える形で提示しようとする試みに、心からの納得感と、”こういうことがこれから必要になる”という確信を抱きました。学術集会の企画にも多く参与させていただき、そのたびに、会員の皆様の看護技術、看護への思いに感動の気持ちを抱いていました。現在、本学会の会員は1200名を超えています。規模は少し大きくなりましたが、20年の歴史を重ねた今でも、設立当初から脈々と流れる、『どのような立場であっても、看護技術に興味をもち探求したい者ならば隔てなく参加でき、「会員になって、参加してしてよかった」と心から思える学会』であり続けること、そして、この初心を忘れずに発展させていくことが理事長の一番の役割だと思っています。
 看護を取り巻く社会情勢、看護の現場は変わり続けています。加えて、COVID19のパンデミックは、看護の様相を大きく変えてしまいました。たとえ社会が変わったとしても、私たちが探求する「看護技術」の要素として失ってはいけないものは何か、守り続けていかなければならない要素は何か、を学会として探求し、社会に提示する役割を果たす必要が高まっていると思います。皆様の研究成果をはじめ、探求の成果を社会発信する取り組みを強化する必要があると考えています。
 日本看護技術学会は、2002年10月に設立され、今年で20年を迎えました。20歳…。様々なことを吸収しながらエネルギッシュに活動しつつ、少し落ち着いてわが身をコントロールできるような、そんな第8期にしていきたいと思います。ご指導、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

一般社団法人日本看護技術学会第8期理事長 角濱春美