本年4月に役員の交代があり、事務局が変更になりました。このたび第4期の理事長を務めることになりました菱沼です。小板橋理事長の後を受け、学会運営に尽力いたす所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

　東日本大地震と津波、そして原子力発電所の事故が重なり、大きな災害となっておりますが、学会員の皆様にはご無事でいらっしゃいましょうか。被災地にお住まいの会員もおられ、心配しております。今日と同じように明日が来ることが、どれほど大切で有り難いことかを、学ぶ日々でございます。笑顔を取り戻し、もう一度明日へ向かって歩めるよう、力を合わせられることを願っています。

　今年は学会発足10年を迎えます。10周年記念出版、学術集会での行事を予定しております。看護技術の研究が一層盛んになり、研究の積み重ねを背景に、自信を持って看護技術を提供できるようになりたい、そのために学会活動をより活発にしていきたいと思っています。学会は会員のものです。日々の研究活動、研究的な取り組みを、学術集会や学会誌で共有し、より良質な実践を目指しましょう。

　震災の影響で、新理事会の開催が延期になっており、会員の皆様へのご報告が様々遅れております。また、学会誌10巻１号は4月発行でございますが、震災で包装用のビニールが品薄となり、皆様のお手元には5月の連休後のお届になります。遅くなりますことを、お詫びいたします。また会費納入についてのお願いも、遅れていますのでご承知おき下さい。なお、被災地域の会員の学会費につきましては、今後検討させていただきたいと思っております。

今期より、学会本部の事務局と会員登録の事務局が下記のように別になります。お問い合わせ等、お間違えのないようにお願いいたします。

菱沼典子  (聖路加看護大学)