日本看護技術学会

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第11回学術集会大会長からのご挨拶

 第11回学術集会は、平成24年9月16、17日に開催されました。当日は、福岡地域への台風の接近に伴い天候不良に見舞われましたが、約500名の参加者にご参加いただきました。ご協力いただいた参加者、スタッフ、協賛企業の皆様に感謝し、厚く御礼申し上げます。

 

 今回のテーマは、「看護技術の侵襲と安全 -救う、守る、癒す、創る-」とし、看護技術に伴う侵襲と安全に焦点を当てました。看護技術の高度化と拡大は、医療の効果を高めると同時に、患者に与える侵襲の大きさも考慮する必要があります。そして、侵襲の程度を最小限に抑え、安全に実施する方法も必要になります。

 

 会長講演では、看護技術の侵襲と安全について、臨床での看護実践の立場から整理をしました。シンポジウムでは、身体侵襲を伴う看護技術の現状と将来について、看護教育研究者や高度な実践を行っている臨床看護師の方々に話題を提供してもらい、活発な議論をすることができました。この議論によって浮き彫りになったのは、診療に伴う看護実践と看護技術そのものの捉え方に大きな隔たりがあると言うことでした。その距離を縮めるにはさらに多くの議論が必要と思いますが、看護技術は看護師のためにあるのではなく患者のためにあるという立場を大切にしたいという思いを強くしました。また、看護技術のフィロソフィと理想を掲げるだけでは、目に見える臨床の成果は生まれないということです。患者の命を救い、生活を守り、苦痛を癒すことができる看護技術を探求・創造する今後の学会活動に期待したいと思います。

 


 第11回日本看護技術学会学術集会

大会長 山勢博彰