研究活動推進委員会

学会員の研究活動を推進するために、学術集会における優秀演題および最優秀賞演題の選出、卒業研究交流セッションの開催、研究グループ結成の推進を行っております。
研究を活発に効率的に行うことによって、より確かな看護技術を提供できるようになると思いますので、会員の皆様、積極的に研究活動推進委員会の活動に参加してください。

委員長 藤井徹也(理事)
副委員長 加藤木真史(理事)
委員

(評議員)
 小池祥太郎(青森県立保健大学)
 田中美智子(宮崎県立看護大学)
 山口直己(豊橋創造大学)
(会員)
 伊部亜希(敦賀市立看護大学)
 佐々木新介(岡山県立大学)
 長島俊輔(神奈川県立保健福祉大学)

日本看護技術学会研究活動推進委員会規程

 ◆日本看護技術学会研究活動推進委員会規程


学術集会優秀演題および学術集会最優秀賞の選出等に関する申し合わせ

 ◆学術集会優秀演題および学術集会最優秀賞の選出に関する申し合わせ
 ◆卒業研究交流セッションの開催および最優秀賞選出に関する申し合わせ

2024年度 研究活動推進委員会 活動報告

1.第22回学術集会 最優秀賞・優秀演題の選出

第22回学術集会(2024年10月26~27日:札幌市)にて発表された一般演題(口演)より、最優秀賞1演題ならびに優秀演題4演題を選出いたしました。

最優秀賞は、宍戸穂さん(北海道大学 大学院保健科学研究院)が選ばれました。誠におめでとうございます。また、優秀演題は以下の通りです。みなさまおめでとうございます。ぜひとも本学会に論文を投稿ください。

なお、最優秀賞の表彰は、第23回学術集会(2025年10月11~12日:京都)で行います。

 日本看護技術学会 第22回学術集会 最優秀賞・優秀演題

  筆頭演者名 所属 演題名
最優秀賞宍戸 穂北海道大学 大学院保健科学研究院異なるタオル素材(綿・ディスポーザブルタオル)を用いた弱圧清拭が浮腫を有する高齢患者の皮膚バリア機能に及ぼす影響
優秀演題石川 涼太福山医療センター 看護部術後の初回清拭はどのように行われているか -消化器外科病棟看護師を対象とした実態調査から-
優秀演題古島 智恵佐賀大学医学部統合基礎看護学講座外来心不全患者の掻痒の有症率および影響因子の検討
優秀演題栗田 愛人間環境大学全国訪問看護ステーションにおける看護師が実施する摘便と浣腸を含む排便ケアの実態調査
優秀演題前田 耕助東京都立大学大学院 人間健康科学研究科三角筋部の筋肉内注射部位の皮下組織と筋肉の厚み,皮膚表面から上腕骨までの距離の比較:利き腕と性別,把持方法による検討

2.第22回学術集会 卒業研究交流セッション最優秀賞の選出

第22回学術集会(2024年10月27日:札幌市)にて発表された卒業研究交流セッションは7演題でした。その中から最優秀賞として、以下の発表者の方が選ばれました。おめでとうございます。

太齋澪さん(JCHO仙台病院 看護部)「スマートウォッチを用いた呼吸トレーニングが循環動態と自律神経系機能に及ぼす影響」

なお、卒業研究交流セッション最優秀賞の表彰は、第23回学術集会(2025年10月11~12日:京都)で行います。

3.2025年度 研究助成の採択研究課題の決定

2025年度の研究助成による研究課題として以下の1件が採択されました。おめでとうございます。

菊池麻由美さん(東邦大学)、他1名
研究課題名「全介助で食べる食事に関する技の現象学的研究-神経筋難病病棟で行われる「食事-食事介助」の技の成り立ち-」
助成金額273,150円

4.研究活動推進委員会主催の交流セッションの開催

 第22回学術集会において、若手研究者の支援を目的に交流セッション「第6回若手の会(研究活動推進委員会企画)」を開催しました。詳しくは、以下の報告書をご覧ください。
研究活動推進委員会は今後もこのような機会を積極的に作り、『若手の会』が若手の研究者・臨床家・教育者の皆様への情報提供や情報交換の場になるよう取り組んでまいります。

第6回若手の会 活動報告pdf

2023年度 研究活動推進委員会 活動報告

1.第21回学術集会 最優秀賞・優秀演題の選出

第21回学術集会(2023年10月14,15日 熊本市)にて発表された一般演題(口演・示説)より、最優秀賞2演題ならびに優秀演題4演題を選出いたしました。

最優秀賞は、大宮裕子さん(目白大学看護学部看護学科)と紺谷一生さん(北海道大学 大学院保健科学院)が選ばれました。誠におめでとうございます。また、優秀演題は以下の通りです。みなさまおめでとうございます。ぜひとも本学会に論文を投稿ください。

なお、最優秀賞の表彰は、第22回学術集会(2024年10月26日、27日、札幌市教育文化会館)総会後に行います。

 日本看護技術学会 第21回学術集会 最優秀賞・優秀演題

  筆頭演者名 所属 演題名
最優秀賞大宮裕子目白大学 看護学部 看護学科作成した腹臥位クッションとスライディングシートを併用して介助した腹臥位の安楽性
最優秀賞紺谷一生北海道大学 大学院保健科学院連日の弱圧清拭と通常圧清拭が高齢患者の皮膚バリア機能回復に及ぼす影響:A within-person randomized controlled trial
優秀演題前田耕助東京都立大学大学院 人間健康科学研究科三角筋部の筋肉内注射部位の皮下組織と筋肉の厚みの特徴:成人女性を対象とした注射部位と腕の肢位,把持方法による検討
優秀演題松本由恵日本赤十字広島大学 看護学部在宅療養者の手指衛生介入と微生物除去の実証
優秀演題棚﨑由紀子広島文化学園大学 看護学部冷え症高齢者に対する皮膚触圧刺激の温度感覚および姿勢調節機能への影響
優秀演題香川将大東都大学 幕張ヒューマンケア学部 看護学科看護業務支援アプリケーションの開発・運用が業務効率性に与える影響

2.第21回学術集会 卒業研究交流セッション最優秀賞の選出

第21回学術集会(2023年10月15日:熊本市)にて発表された卒業研究交流セッションは5演題でした。その中から最優秀賞として、以下の発表者の方が選ばれました。おめでとうございます。

村木結南さん(三重県立総合医療センター)「騒音曝露中に行う暗算負荷が指尖の皮膚血流量や皮膚温に及ぼす影響」

なお、卒業研究交流セッション最優秀賞の表彰は、第22回学術集会(2024年10月26日、27日、札幌市教育文化会館)総会後に行います。

3.2024年度 研究助成の採択研究課題の決定

2024年度の研究助成による研究課題として以下の2演題が採択されました。おめでとうございます。

加藤木真史さん(神奈川県立保健福祉大学)、他8名
研究課題名「腰部温罨法の実施間隔・期間の違いによる便秘症状への効果:3群ランダム化比較試験」助成金額299,600円

紺谷一生さん(北海道大学大学院保健科学院、北海道大学病院[R6.4~])、他2名
研究課題名「看護学生の最適な清拭圧習得を促す新たな清拭技術教育プログラムの開発」助成金額300,000円

4.研究活動推進委員会主催の交流セッションの開催

第21回学術集会において、若手研究者の支援を目的に研究活動推進委員会企画で交流セッションを開催しました。今年は若手研究者の悩みを語り合うカフェテリアと題して、お茶と軽食を楽しみながら研究について語り合いました。詳しくは、以下の報告書をご覧ください。
研究活動推進委員会は今後もこのような機会を積極的に作り、若手研究者の交流の場を提供していきます。

第5回若手の会 活動報告pdf

5.2024年度の研究活動推進委員会企画のご案内

2024年度は、第22回学術集会にて優秀演題ならびに最優秀賞の選出、卒業研究交流セッションの運営と最優秀賞の選出を行います。さらには看護実践者や若手研究者の看護技術研究活動の推進をめざし、学術集会時の交流セッションの企画や研究助成の募集を行っていきます。みなさま、是非ご参加・ご応募ください。

2022年度 研究活動推進委員会 活動報告

1.第20回学術集会 最優秀賞・優秀演題の選出

第20回学術集会(2022年11月5,6日:オンライン開催)にて発表された一般演題(口演)より、最優秀賞ならびに優秀演題3演題を選出いたしました。

 最優秀賞は、亀田 典宏さん(聖路加国際大学 看護学研究科)が選ばれました。おめでとうございます。また、優秀演題は以下の通りです。ぜひとも本学会に論文を投稿ください。

なお、最優秀賞の表彰は、第21回学術集会(2023年10月14、15日、熊本市)総会後に行います。

 日本看護技術学会 第20回学術集会 最優秀賞・優秀演題

  筆頭演者名 所属 演題名
最優秀賞亀田 典宏聖路加国際大学 看護学研究科パートナーシップに基づく市民主体型便秘改善プログラムの評価(第一報)-自覚症状と腸内環境による検証-
優秀演題上野 栄一奈良学園大学 保健医療学部看護学生のコミュニケーションにおける共感性と共鳴性との関係
優秀演題吉井 紀子大阪青山大学 健康科学部 看護学科加温方法の違いによるグリセリン浣腸の温度変化についての実験的研究
優秀演題三坂 桃華北海道大学大学院 保健科学院腰背部温罨法(丸山式)が自律神経活動に及ぼす影響

2.第20回学術集会 卒業研究交流セッション最優秀賞の選出

 第20回学術集会(2022年11月5,6日:オンライン開催)にて発表された卒業研究交流セッションは12演題でした。その中から最優秀賞として、西村 真理子さん(大阪医科薬科大学病院)が選ばれました。おめでとうございます。

 西村 真理子さん(大阪医科薬科大学病院) 演題名:健康成人を対象とした下肢マッサージの腰部筋肉への生理的影響・主観的効果検証-看護師の腰痛予防ケアの検討-

なお、卒業研究交流セッション最優秀賞の表彰は、第21回学術集会(2023年10月14、15日、熊本市)総会後に行います。

3.2023年度 研究助成の採択研究課題の決定

 2023年度の研究助成による研究課題として以下の1演題が採択されました。おめでとうございます。
 栗田 愛(人間環境大学),他2名
 研究課題名「湯量と温度の違いによるグリセリン浣腸液の温度変化についての検証-有害事象を回避する湯温条件の確立を目指して-」
 助成金額 230,000円

4.研究活動推進委員会主催の交流セッションの開催

 第20回学術集会交流セッションにて、「第4回若手の会 若手研究者の取り組み~静脈穿刺と移動動作に関する若手研究者の紹介~」が開催されました。詳しくは、以下の報告書をご覧ください。

第4回若手の会 活動報告pdf

5.2023年度の研究活動推進委員会企画のご案内

 2023年度は、第21回学術集会にて優秀演題ならびに最優秀賞の選出、卒業研究交流セッションの運営と最優秀賞の選出を行います。さらには看護実践者や若手研究者の看護技術研究活動の推進をめざし、学術集会時の交流セッションやオンラインセミナーの企画や研究助成の募集を行っていきます。みなさま、是非ご参加・ご応募ください。

2021年度研究活動推進委員会 活動報告

1.第19回学術集会最優秀賞および卒業研究交流セッション最優秀賞の決定

第19回学術集会の一般演題から優秀演題上位4演題が選出され、そのうち最高得点演題として最優秀賞が、以下の2名の方に決定しました。おめでとうございます。

 関恵子さん(大阪府立大学大学院博士後期課程、滋賀県立大学)
「夜間勤務の看護師の腰痛に対する下肢マッサージの効果の検討―腰部脊柱起立筋のHb動態の変化から―」

 田中裕二さん(千葉大学大学院)
「背面開放座位におけるハンドマッサージが中枢神経活動に及ぼす影響」

また、卒業研究交流セッション最優秀賞について、以下の1名の方に決定しました。

 竹野絵理子さん(公益財団法人 三重県健康管理事業センター)
「ストレス環境下における手浴のリラックス効果の検証-皮膚血流量・皮膚温・深部体温・主観的指標から-」

受賞者には、第20回学術集会にて授与式が行われ、表彰状および記念品が授与されます。

 日本看護技術学会 第19回学術集会 最優秀賞・優秀演題

順位 筆頭演者名 所属 演題名
1田中 裕二千葉大学大学院背面開放座位におけるハンドマッサージが中枢神経活動に及ぼす影響
1関  恵子大阪府立大学大学院 博士後期課程
滋賀県立大学
夜間勤務の看護師の腰痛に対する下肢マッサージの効果の検討―腰部脊柱起立筋のHb動態の変化から―
3栗田  愛人間環境大学在宅要介護高齢者に対するグリセリン浣腸・摘便の看護実践モデルの構築―訪問看護師のアセスメントの分析から実施基準を作る―
3山口 直己豊橋創造大学訪問看護師向けフィジカルアセスメント研修会の効果測定

2.2022年度 研究助成の採択研究課題の決定

 2022年度の研究助成による研究課題として以下の1演題が採択されました。おめでとうございます。

 高橋有里さん(岩手県立大学)他3名
研究課題名「新型コロナワクチンの筋肉内注射にかかる看護師の実践状況と課題」
(助成金額 300,000円)

3.2020年度、2021年度の研究助成の研究期間の延長について

 2020、2021年度の研究助成採択者よりCOVID-19 の影響により予定通りの研究ができず、研究助成期間の延長の希望がありました。委員会内での審議の後、理事会での承認を得て、延長の願い書類の提出のもと2023年3月までの延長を認めました。

4.研究活動推進委員会主催の交流セッションの開催

 第19回学術集会交流セッションにて、「第3回若手の会 若手研究者に向けた前理事長からのメッセージ」が開催されました。詳しくは、以下の報告書をご覧ください。

第3回若手の会 活動報告pdf

5.2022年度の研究活動推進委員会企画のご案内

 2022年度は、第20回学術集会にて優秀演題ならびに最優秀賞の選出、卒業研究交流セッションの運営と最優秀賞の選出を行います。さらには看護実践者や若手研究者の看護技術研究活動の推進をめざし、学術集会時に交流セッションやオンラインセミナーを企画していきます。研究助成の募集も行っていきます。みなさま、是非ご参加ください。

2020年度 研究活動推進委員会 活動報告

1.第18回学術集会最優秀賞者ならびに卒業研究交流セッション最優秀賞への賞状と記念品の授与

第19回学術集会が延期になったため、受賞者には、賞状と記念品を郵送にて授与いたしました。詳しくは「受賞者からのメッセージ」をご覧ください。

2.第19回学術集会の延期に伴う最優秀賞、優秀演題の選考の中止

2020 年度は C0VID-19 のため学術集会が延期となりましたが、2021 年には開催される予定ですので、是非とも賞を目指してご準備をお願いします。なお、卒業研究交流セッションは2020年度に発表を予定していた方は発表が可能ですので、ぜひお申込みください。

3.2020年度の研究助成申請者の助成期間の延長

2020年度の採択者よりCOVID-19の影響により予定通りの研究ができず、研究助成期間の延長希望があった。委員会内で審議の後、理事会で承認を得て、延長の願い書類の提出のもと2022年3月までの延長(1年延長)を認めました。

4.2021年度研究助成採択者は決定しました

2021年度研究助成(総額60万円)について募集し、研究活動推進委員会にて審査を行いました。結果、以下の1件が採択されました。助成を受けた方には、翌年以降2年のうちに本学会にて成果を発表していただきます。

大久保暢子さん(聖路加国際大学)他5名 研究課題名「看護におけるEnriched Environmentの概念化とそれに基づく看護ケアの検討」(助成金額 281,000円)


5. 若手向けオンラインセミナーを開催しました

2021年1月9日14時~16時30分、研究活動推進委員会主催のオンラインセミナーを開催しました。これは例年、学術集会の交流セッションで開催していた若手の会集会に替わる企画として行われたものです。当日は40名程度の参加があり、セミナー内容に満足しているとの回答が多くありました。詳しくは、以下のオンラインセミナー活動報告書をみてください。次年度も、若手の研究者の研究活動を支援する企画を行っていきます。是非、ご参加ください。

 ◆若手オンラインセミナー活動報告